ビジネスパーソンのためのメンタルヘルスマネジメント 2ndシーズン

心の健康は、仕事のパフォーマンスを左右することも。 心の健康のために、ぜひ実践してほしいのがセルフケアとコミュニケーション能力UP。 ここでは、ちょっとしたアイデアやすぐに実践できる方法を提案します。

今日からできるセルフケア

~笑いは副作用なく即効性のある劇薬~

「笑い」で心身を活性化する技(テクニック)

「笑う門には福来る」「笑いは百薬の長」など、笑いが健康によいということわざは世界中にあるそうです。実際に近年の医学的な研究では、「笑い」は極めて短時間で免疫力を上げたり、ストレスを解消したり、痛みを緩和するなど、劇薬ともいえる効果があることがわかってきています。かつ笑いには副作用の心配はありません。「笑い」たいけど笑えないという人も、ぜひ読んでください。

マンガ:「『笑い』で心身を活性化する技」

知っていますか? 笑いの健康パワー

笑いの効果のすごいところは、次に紹介するような変化が、笑いのすぐあとにおきることです。また実際に笑わなくても、笑顔をつくるなどのつくり笑いでも免疫力がアップするなどの効果があるそうです。毎朝、鏡の前に立ったときに、笑顔のレッスンをしてみましょう。

笑いが招く主な健康効果

  • 免疫細胞の活性が上がったり、数が増えたりした
  • 副交感神経の活性が高くなったり、脳波がリラックスした状態になった
  • 脳の血流が増え、やる気が出てきた
  • 血圧が落ち着き、血液の循環がよくなった
  • 体内の炎症をおこす物質が減り、逆に炎症を抑える物質が増えた など

おすすめのセルフケア

表情筋を動かしてみる

笑顔は、表情筋という筋肉の動きでつくられます。ですから、普段から使っていないと筋肉が動きにくくなります。朝、歯みがきの時間などに鏡の前で笑顔のレッスンをしてみましょう。

表情をやわらかくしましょう

不機嫌な顔になっていないか、疲れた顔をしていないかをチェックしましょう。また手のひらを当ててほぐすなど、顔のこわばりを減らしましょう。

笑顔をつくってみましょう

笑う表情をつくって、目の筋肉を動かしてみましょう。また口の両端(口角)を上げてみましょう。

笑う機会を積極的につくる

落語や漫才、お笑い番組やコメディ映画、笑える本やマンガなど、また友人との楽しい場など、笑う機会を積極的につくってみましょう。

ポケットジョークなどを覚える

「ユーモアは心の潤滑油」ともいいます。日本ではポケットジョークを披露するような習慣はありませんが、そのようなジョークや小話をたくさん知っているだけで、心の潤滑油になったりします。

表情は笑顔を心がける

おもしろいことがなくとも笑顔を心がけていると、周囲にも笑顔が生まれ、その輪が本当の笑いを招いてくれます。