ビジネスパーソンのためのメンタルヘルスマネジメント 2ndシーズン

心の健康は、仕事のパフォーマンスを左右することも。 心の健康のために、ぜひ実践してほしいのがセルフケアとコミュニケーション能力UP。 ここでは、ちょっとしたアイデアやすぐに実践できる方法を提案します。

今日からできるセルフケア

~“ゆっくり”動くと健康になる~

副交感神経を優位にする技(テクニック)

自律神経がバランスよく働いているかどうかは心と体の健康に大きく影響します。メンタルヘルスマネジメントでとくに重要なのが、心身をリラックスさせる副交感神経がきちんと働くこと。副交感神経の働きをアップさせる“ゆっくり”生活のコツを紹介します。

マンガ:「副交感神経を優位にする技(テクニック)」

健康のカギは自律神経が握っている!

私たちがとくに意識しなくても、心臓は全身に血液を送り続け、呼吸は止まることがありません。これらの生命活動をコントロールしているのが自律神経(系)です。

自律神経は主に緊張・興奮(アクセル)のための神経系である交感神経(系)と、主にリラックス(ブレーキ)のための神経系である副交感神経(系)からなります。両者の働きがよいと体も心もよい状態を保てますが、ストレス過多といえる現代社会では交感神経のみが活性化していたり、どちらも疲れきっている人が少なくありません。体、そして心の抵抗力をアップするためには、とくに副交感神経をどう活性化するかが重要です。そして “ゆっくり”を意識して行動することが、自然に副交感神経が活性化することにつながります。

おすすめのセルフケア

ゆっくり朝をすごす

おきる時間を30分ほど早くして、ゆっくり朝食をとり、ゆっくり新聞に目を通し、ゆっくり歯をみがいてみましょう。余裕をもって1日をスタートしましょう。

ゆっくり食べる

1口30回ぐらい、よくかんで食べましょう。副交感神経を活性化するだけでなく、消化がよくなり、食欲が抑えられ、ダイエットにもなります。脳の刺激にもなります。

ゆっくり話す

落ち着いて話せるだけでなく、説得力や信頼感もアップします。出だしをゆっくり話すと、話もわかりやすくなります。

ゆっくり歩く

肩の力を抜き、頭の中心が天につながっているような気もちで首を伸ばし、おへそから前に出るような気もちでゆっくりと歩きましょう。前を向いて、気道をまっすぐにしましょう。

ゆっくり字を書く

ゆっくりと、ていねいに字を書くようにするだけで気もちが変わってきます。同様にものをとる、かばんを持つなどの日常の行動を“ゆっくり”を意識して行いましょう。

ゆっくりできる時間をもつ

1日に30分、1週間に1日など、予定のないブランクの時間をつくりましょう。白紙の時間をつくることで仕事の振り返りやリセットができるため、気もちに余裕が生まれます。